LaCoocan で影舞を動かす

http://www.daifukuya.com/kagemai/ が久しぶりに更新されていたので、掲示板代わりに使うつもりで LaCoocan サーバに入れてみた。

http://asagi.la.coocan.jp/bts/ に配置するため、ローカルサーバに /homepage/bts を作成し、インストールマニュアルにしたがって install_ja.rb を修正、インストール。データは /homepage/btsdata に。

# 影舞の本体やドキュメント
$root_dir = '/homepage/bts'

# CGIスタイルシート
$html_dir = $root_dir

# プロジェクトのデータやログ
$data_dir = '/homepage/btsdata'

# パスワードファイル
$passwd_dir = $root_dir

Debian (etch) では配置された ruby スクリプトshebang のパスが /usr/bin/ruby1.8 になっているので、LaCoocan サーバの指定する /usr/local/bin/ruby に変更。for で回して問答無用で一括置換したので、どのファイルを変更したかは知らない。

LaCoocan の /homepage のパーミッションが 777 なせいで $SAFE = 1 だとエラーになるようだが、こちらでは変更できないのでどうしようもない。本当なら必要に応じて untaint とかするべきなのだろうが、良く分からないのと面倒臭いのとで guest.cgi の下記箇所をコメントアウトして逃げる。

#!/usr/local/bin/ruby -Ke
=begin
  guest.cgi - KAGEMAI CGI main
  Copyright(C) 2002-2008 FUKUOKA Tomoyuki, DAIFUKUYA.
=end

BEGIN { $stdout.binmode }

$KCODE = 'e'
#$SAFE = 1     # ここ

# $DEBUG = 1

install_ja.rb 実行時に作成したパスワードファイルは LaCoocan サーバでは使えない。アクセス制限の設定方法 | LaCoocan(ラクーカン): @nifty でパスワードを生成して user.passwd と admin.passwd を差し替え。ついでに .htaccess もマニュアルに従って LaCoocan 仕様に変更。


  deny from all



  AuthName      Kagemai-User
  AuthType      Basic
  AuthUserFile  %docroot%/bts/user.passwd
  Require       valid-user



  AuthName      Kagemai-Administrator
  AuthType      Basic
  AuthUserFile  %docroot%/bts/admin.passwd
  Require       valid-user

掲示板風に使用するためにあちこち弄った後にサーバに上げておしまい。

2008-03-07追記

忘れてた。LaCoocan には sync.rb と base64.rb がないので一緒に上げる必要がある。