環境変更

会社へのメールにうっかり asagi 名義のアドレスを使ってしまうミスが続いたので対策を講じた次第である。


おさらいすると、我が家のメール環境は全てのメールを Gmail に集約し、スパムをふるい落としてから fetchmail自宅サーバに持ってきて、procmail で振り分け、ThunderbirdIMAP アクセスして読んでいる。この時メインのアドレスは asagi 名義なのだが、会社に送るメールには不適切なので送信時にいちいち From を切り替えなければならないのだが、それを忘れて送信して慌てる羽目になった。かと言ってメインを会社用にすると、今度は asagi 関係のところに本名を晒すミスをやらかすのは確実であるから解決にならない。


なので、サーバに本名アドレス用ユーザを作成し、Thunderbird からは asagi ユーザとは別にアクセスするようにしたわけだが、当初は本名ユーザの Maildir から asagi ユーザの Maildir 内の必要なサブフォルダにシンボリックリンクを張るという超手抜きの荒業を試みたところ、パーミッション関係でどうにも上手くいかない。まあ当然と言えば当然の話。


ここで本名ユーザが Gmail から fetchmail で取得するところまでやると二度手間で面白くないわけで、asagi ユーザが procmail で振り分けを行う際に本名ユーザにフォワードするのが模範解答であろうと作業に取り掛かったら .forward の書き方で引っかかった。


ネットで探すと最初に見つかるのは下記の記述である。

"|IFS=' ' && exec /usr/local/bin/procmail -f- || exit 75 #username"

しかしこれがアウト。色々探ってみると exim4 では別の書き方をしなければならないことが判明した。

# Exim filter
pipe "/usr/bin/procmail"

あとは .procmailrc を適切に記述してどうにか想定した動作をするに至り、現在は動作監視中である。
やれやれ。