UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2

我が家の自宅サーバUTF-8 化されているので telnet で繋ぐ際に本家 TeraTerm Pro では日本語が表示できない。UTF-8 化したのは今年の一月の話だがその時点では他に UTF-8 に対応したターミナルエミュレータを知らなかったという消極的な理由から putty に切り替えたのだがどうにも Teraterm Pro に慣れきった私の肌には合わなかったのだろう。ほとんど手をつけた記憶がないまま途中で Poderosa に浮気などしつつも我ながらいつどこで見つけたのやら UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2 を使っていた。使い勝手は TeraTerm Pro そのもの。さらにホイールスクロールに対応していて使い心地は上々である。

ひとつ不満があるとすれば適当な略称がないこと。とりあえず [U]TF-8 [T]eraTerm [P]ro with TTSSH[2] ということで強引に UTP2 と呼ぶことにする。これはこれで何やら紛らわしい響きではあるが気にしない。

この UTP2 でもうひとつ気に入ったのがタスクトレイに収まったランチャである。接続先とログイン情報を登録しておけばワンクリックでログインまでしてくれるので私のような無精者には大助かりの機能だ。もちろん自宅サーバも接続先として登録してある。

だがここに長い間ひとつの問題が横たわっていた。UTF-8 だ。職場の接続先はどれも当然の如く EUC であるので UTP2 のデフォルト設定では EUC にしておいて自宅サーバに接続する場合にはいちいち手動で UTF-8 に変更していた。ろくに調べもせずに自宅サーバ向けの設定を別ファイルにして起動時にそちらを読み込むようにしてみたところ SSH の接続でずっこけるので自動化はあっさり諦めていたのだ。

それが今日唐突に解決した。何のことはない起動オプションの指定である。

/KR=UTF8m /KT=UTF8

こんなものはもちろん前回だっていの一番に試したはずなのだが何故駄目だったのか。これも理解した。きっと次のようにハイフンを入れてしまったのだ。これだと反映されない。

/KR=UTF-8m /KT=UTF-8

あるいは起動オプションを指定するだけして上書き登録しなかったとか。どちらにせよ私に人並みの根気があればその場で解決していたであろうことは疑いない。